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その下には赤黒く染まった同い年にも見える程小さく、そして綺麗な女の子。
髪が黄色くて月明かりで神秘的に輝いていた。
真っ黒い服を着ていて、赤く染まった物体をせせ笑いながら少しの間見てからケータイを出して電話をしだした。
女の子「終わったわ。片付けておいてね。」
とよくとおる澄んだ声で喋っていた。
遠目で見ていたのに女の子が綺麗なことがわかるほど綺麗だった。
真緒「渚?何をそんなに物思いにふけってるの?」
渚「真緒には関係ねぇ。」
真緒「あっ!わかった。姫桜ちゃんのことでしょ(笑)?」
渚「ちげーよ。」
今思ってみるとあの子は人を殺したんだろうな…。
~渚side end~
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