あの日のように…

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渚「おい。何をしている?」 女の子「桜を見ているだけよ?」 真っ黒な服を来て、小鳥のさえずりのような声で話している。 渚「名前は?」 女の子「私に名前なんてないわ…。あったけど棄てたの。」 渚「……んで?何でだよ!!親から貰った大切なものだろ?」 女の子「よくそんな綺麗事を言えるわね。笑っちゃうわ…。」 そんな事を言っているわりには冷たい表情をしているように見える。 渚「そんな事ねぇよ。」 女の子「そんな事は闇を知らない人が言うことよ。サヨナラ、聖龍の総長の日向渚さん。」
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