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翌朝…
私はいつもより早く目が覚めたので
かなり早くに学校についてしまった。
三階までの
長い階段をのぼりきった所で声が聞こえてきた。
どうやら
岡崎君と恭吾君のようだ。
二人に話しかけようと
教室の扉を開けようとしたその時…
「おい陽斗、お前俺の隣の席のやつとやけに仲がいいじゃねーか。」
「そう?」
「お前が誰と仲良くしようと勝手だがな…
お前をいじめていいのは
俺だけだ。」
「はいはい。分かってるよ。じゃあ早速いじめてくれる?もう皆が登校するまであと10分しかないんだから。」
「…わーったよ。」
私は何が起こったのか
分からなくて
その場に
呆然と立ち尽くしていた。
これが私と二人との
出会いだった。
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