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「…ん…」
そこで夢の主である白髪の少女は目を覚ました
(懐かしい夢だったな…)
彼女は腰まである長さの髪をかきあげる
怪我をしているのか右目に眼帯、左腕には包帯を巻いている
どこか冷たさを感じる美しい少女だ
(…ここは?!)
頭が覚醒してきたのか、目覚めた場所に驚く
「え?何これ!私バイト行ってたのに!」
「なんだぁ?オレ、デート中だったんだけど!」
(あり得ない…確かに私は家で寝ていた!
それに今日は土曜日、学校は休みだ!)
目覚めた場所は彼女の通っている高校【紺都(コント)学園】の体育館
そして彼女と同じ様に驚いている生徒達
(見知った顔が多いな…それに全生徒ではない
恐らく、私と同学年か…)
すると急に体育館内が薄暗くなり、舞台の幕が上がった
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