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朝、目覚めた私はすぐに母のところへ行きました。
もう、限界だ。
このままでは、私は殺されてしまう。
と。
すると母は、真っ青な顔をして私の首を指差し、言ったのです。
「あんた…一体何に、憑かれてるの!?」
鏡で見ると、紫に変色した手の跡が、私の首にくっきりとあったのです。
その日は学校も休みだったので、大急ぎで母の知り合いの霊能者さんのところへ行きました。
その方はMさんと言います。
Mさんは、
「すごいのを連れてきたなぁ」
と、苦笑していました。
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