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目が覚めると、また金縛り。
指一本動かせず、目だけをキョロキョロとさせていました。
いつもとなにか違う。肌でそう感じていました。
そのとき、
ドンッ!
と、胸の上辺りに何かが乗ってきたのです。
恐怖と、苦しさで汗が出てきました。
目線を向けてみると、胸に何か黒いモノがいます。
ソレは、ゆっくりと私の首に手(?)をかけ…凄まじい力で、首を締めだしました。
息ができなくなり、朦朧とする意識の中…祖母から感じた、あの獣臭さが匂ったのを、覚えています。
そこで、私の意識は途切れてしまいました。
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