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「そうか。管理会社に電話したのか?」
今朝は『マリーちゃん』だったのに、今は苗字にさん付けで呼ぶ璃鈴は、本当に酔った時とシラフの時で性格が違うようだった。
「電話したんですけど、修理に2日掛かるそうです。でもそれより、部屋の中や荷物が水浸しで……。片付けるのに時間掛かりそうです。明日からは仕事なのに……」
璃鈴はどこを見ているわけでもなさそうな顔で私の話を聞いていたが、しばらくして言った。
「じゃあ、片付くまでここにいれば?」
こうして、二人の共同生活が始まった。
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