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芳田はむっとする。
「ショタ相手にお前以上の、営業出来る人間は居ないだろ。」
逆にむっと仕返す。
「いつも僕の姿を利用するのやめろよ。」
悲しいかな身長差70センチ、立ってる僕より座ってる芳田の方が大きい。
「宝田は身長どころか成長まで止まってる特異体質、気難しい客には子供の方がいい。」
しばらく言い争い。
「宝田、坂上の爺様のご機嫌伺いも行ってこい。客とコミュニケーション取るのも仕事だ!」
芳田は体よく別の営業まで付けたした。
営業部の人間はくすくす笑って見ている。
資料探して早めに出よう。
子供と言い切る芳田の無神経ぶり、営業部配属にならなくてよかった。
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