1066人が本棚に入れています
本棚に追加
「それなら好きな、人の為に、命をかけたい。」
その人を守る事で彼女の紡いでいく命を守る事にもなる。
僕自身の子供は望めなくても。
僕が好きな人に子供を望める。
僕はその為に生きて来たと思える。
僕との未来が無くても。
「ただ諦める、より、恰好付けたい、だけ。」
だから。
「軽蔑して、いい。」
もう泣かないで。
返事すら出来ないくらい泣かせてしまってごめんなさい。
「僕のエゴ、だから。」
弓恵さんは泣かなくていいんです。
もし。
僕がこのまま果てたとしても。
勝手に自己満足して消えていくだけの男だから。
最初のコメントを投稿しよう!