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『りょう』という名の者は心千花にとって大切な者だったんだろう
家族ではなく・・・・
愛する者
もしかしたら、心千花は『りょう』という男の元に嫁いでいたのかもしれない
そして、愛する者によって命を奪われそうになった
全部、僕の想像でしかないけど
物凄くしっくりした気がした
「心千花っ」
僕を見て欲しい
何度も名を呼び、肩を揺すった
『りょうは・・・どうして、あたしを殺そうとしたの?』
震える唇が紡ぐ哀しい問いかけ
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