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リアルになっていく昨夜のアハハ~ンなあれこれ
頬が熱くなっていくのが分かる
「大丈夫?体・・・」
宥めるように撫でる手を心地いいと思いながら、ゆっくりと頷いた
背を撫でていた手が髪へと移動する
その手はどこまでも優しい
見つめてくる瞳もいつもの刺々しさはなかった
「ごめん・・・無理させたね」
額に柔らかい唇が触れる
ここに来ていつも見ていた稔麿とは別人のように穏やかで落ち着いている
いつも、壁を作って誰も入らせず自分も出てこない、そんな雰囲気だったのに
冷め切った瞳しか見たことがなかったし、憎まれ口しか利いたことないのに
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