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「・・・・・・・・え?」
『え?じゃないよ!!』
叫べど息が虚しく出るだけ
肩で息をしながら、涙目で稔麿を睨むけど
睨まれた当の本人は・・・
「可愛い、心千花」
あ~~~~~ダメだ~~~~。全然分かってない。このバカ麿
ヨシヨシとあたしの頭を撫でて、嬉しそうに笑う
「桂さんがお団子買って来たって。一緒に食べよ?」
その無邪気な笑顔が憎らしくなる
『だから、ちゃんと聞いて』
「うん、ちゃんと聞くよ?」
『あのね、夜のことなんだけど』
「夜?」
『そう。あの~その~・・・・・セックスじゃ分からないし・・・えっと・・・・』
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