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「と、とりあえず、今はこいつよ。」
ビシッ!と、指をさされた
「あぁ、そうだったわね―――それで、何か用があって来たんじゃないの?」
「あ、あぁ…俺、部活動見学に来ました。」
「そう、だったら、この部の事を、大まかに説明するわね。 まず、ここは『雑談部』の部室よ。
そして想像通り、雑談をするという、くだらない部活よ。」
「あ、自分で、言っちゃうんですね。」
「まあ…くだらないっていうのは、認めるわ……。」
「ちょっと! 私の部活を、くだらないって、言わないでよっ!」
「ちっちゃい子、入ってきた―――ぐはっ!」
「誰が、ちっちゃい子だって………?」
「うっ……そ、そんなの…貴女しかいな――ぎゃー!」
(痛い。2回も殴られた…自転車に追突されたぐらい、痛い………追突された事、ないけど…。)
「と、とにかく、落ち着いて部長。」
「待って、あと一発で仕留めるから………。」
「やめてください! 僕が、悪かったですぅ!」
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