†スタート!学園生活!†

3/6
前へ
/10ページ
次へ
ドアを開けてすぐ、目の前には、少女が立っていた。 これはこれは、とても小さかった。 だが、かなりの可愛さだ! (でも、背丈が残念だなぁ~まぁ、これはこれで、可愛いかも! 身長は145cmくらいかな………) なんて、考えていると 「失礼なっ! そんな小さくないよっ! 145.5cmだよっ!!」 (なっ!?心読まれた!? てか、俺の予想の身長とは、あまりかわらないけどな……) 「あんた、何か用?」 「はぁ、部活見学に来たんですけど……。」 (はっ! 俺は、何を言っているんだ……… こんな幼い子に話しても意味無いじゃないか……… てか、なんでここにいるんだ?高校だぞ? まぁ、ここは、大人の対応、大人の対応!) 「ねぇ!聞いてんの? 口、半開きで、固まっちゃって!」 「あぁ、大丈夫だよ。ちょっと、お兄ちゃん、ぼー っとしてた、だけだから…。」 「何言ってんの? あんた、2年でしょ? 3年の私に、何言ってんのよ?」 「あぁ、ちょっとお兄ちゃん、考え事してただけだか―――――」 (ん? 今、なんて言った!? …ははっ…まさかね………始業式疲れたなぁ~~~) 「何よ? 部長の私に用があって、来たの?」 「あぁ、はい。部長に用が――――」 (は? また、なんか言ったか? …… 今日、帰ったら耳のそうじでも、しようかねぇ……) 「あー!もう! 私は、3年A組 『野原 宇佐』(ノハラウサ) 雑談部の部長! はいっ! あなたは?」 「ごめんね~ 今、お兄ちゃん、冗談に付き合う事が、できな――――」 見落としていた…… 少女の服装を……… なんと、花香学園の制服らしき…いや!これは、花香学園の制服だ! 「うきゃぁーーーーーー!」 あ……花香学園の制服を着ている、少女が、壊れた すると――――
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加