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ドアを開けてすぐ、目の前には、少女が立っていた。
これはこれは、とても小さかった。
だが、かなりの可愛さだ!
(でも、背丈が残念だなぁ~まぁ、これはこれで、可愛いかも! 身長は145cmくらいかな………)
なんて、考えていると
「失礼なっ! そんな小さくないよっ! 145.5cmだよっ!!」
(なっ!?心読まれた!? てか、俺の予想の身長とは、あまりかわらないけどな……)
「あんた、何か用?」
「はぁ、部活見学に来たんですけど……。」
(はっ! 俺は、何を言っているんだ……… こんな幼い子に話しても意味無いじゃないか……… てか、なんでここにいるんだ?高校だぞ? まぁ、ここは、大人の対応、大人の対応!)
「ねぇ!聞いてんの? 口、半開きで、固まっちゃって!」
「あぁ、大丈夫だよ。ちょっと、お兄ちゃん、ぼー っとしてた、だけだから…。」
「何言ってんの? あんた、2年でしょ? 3年の私に、何言ってんのよ?」
「あぁ、ちょっとお兄ちゃん、考え事してただけだか―――――」
(ん? 今、なんて言った!? …ははっ…まさかね………始業式疲れたなぁ~~~)
「何よ? 部長の私に用があって、来たの?」
「あぁ、はい。部長に用が――――」
(は? また、なんか言ったか? …… 今日、帰ったら耳のそうじでも、しようかねぇ……)
「あー!もう! 私は、3年A組 『野原 宇佐』(ノハラウサ) 雑談部の部長! はいっ! あなたは?」
「ごめんね~ 今、お兄ちゃん、冗談に付き合う事が、できな――――」
見落としていた…… 少女の服装を……… なんと、花香学園の制服らしき…いや!これは、花香学園の制服だ!
「うきゃぁーーーーーー!」
あ……花香学園の制服を着ている、少女が、壊れた
すると――――
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