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俺達は宮崎陸運局に向けて車を走らせた。
ただ、せっかくこんな遠くまで来たんだからと思い、ルートを海沿いの有料道路に変えた。
そしてZのTバールーフを外してオープンカーに。
まるで自分達の車みたいに海沿いの有料道路を楽しんだ。
途中、サービスエリアで俺と彼女はソフトクリームを食べた。
宮崎の綺麗な海と爽やかな風。
俺と彼女は初夏を満喫した。
そして、この景色、この状況が、後の彼女に、元彼とではない俺達の詞を作るきっかけになったのである。
楽曲「seaside Road」は、まさにこの時の曲である。
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