4.

3/19
前へ
/123ページ
次へ
 てしまったのです。私はそ  の時は戦争であったので貧  しいものはそうしなくては  生きていけないであろうと  いうことを知っていました  がそれを私は見逃すわけに  も行かず勇気を振り絞って  声を掛けてみました。  すると、その人は私を一瞥  すると一瞬で向こう側を向  き逃げるために走り出して  いました。私もいつもであ  ったならばそこで追いかけ  ようとはせず城へと戻り報  告して捕まえられるのを待  つのみでした。
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加