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  そんな何気ない日常を送  っていた時であった。   バタンという大きな音と  共に一人の男が部屋に入っ  て来た。その男は荒く息を  しており、かなり急いでこ  こまで来たという事がうか  がえた。  その様子に先程までのんび  りとしていたこの部屋の空  気はピンと貼ったテントの  様になりだらけきっていた  桃香に魂が抜けていた一刀  もキリッとした表情になり  、朱里も気を引き締めた表  情をした。
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