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どうしよ・・・
どうすれば・・・
ペラッっと紙をめくる音が
暗い部屋に響く
しばらく同じ光景が
繰り広げられたが
?「あー!!将来なんて決められねぇ!」
不意に紙をめくっていた
男の手が止まり叫び声をあげた
バタバタッと男が叫んだ直後
階段を上る音が聞こえたと思うと
男がいる部屋の扉が乱暴に開き
女の人が入ってきた
暗い部屋の中心にいる
男を見つけると
?「翔!!夜遅くにご近所に迷惑でしょ!」
男の叫び声に負けず劣らずの
大声で男に叫んだ
翔「あ・・・母さん、ごめん」
男・・・翔は罰の悪そうな顔で
部屋に入ってきた女・・・
母親に向かって言った
それをみた母親は満足そうに頷き
部屋の電気をつけた
母「つーちゃんうるさいよ?何に悩んでたの?」
母親は翔を見ながら尋ねた
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