第一章

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「……スースー」 『………』 俺は、無意識に彼女をずっと見ていた。 『………』 それにしても…可愛いな… 「………!」 『……ぉ!』 彼女は、急に目を覚ました。 『………』 「………」 …………気まずい… しかも睨んでるし…。 「…なに?」 『いや…そのもう6時過ぎだよ?』 「それが?」 『帰らなくて…いいのか?』 「………」 すると彼女は、席を立ちそのままスタスタと教室を出ていった。 はぁ…怖かった… けど寝顔可愛かったからいいか。 『早く帰ろ』
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