白紙にひとつ

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正直に言おう! 僕は雪ちゃんが好きだ! ぐぬぁぁぁ!! 恥ずかしいぞ!? まだ頭の中でだぞ!? イン・マイ・ヘッドだぞ!? 無理無理無理無理!! というか、一目惚れだし! 同じクラスにも 話し掛けたこともない! なのに告白ってどーゆー事だよっ! Doyu-? Do you? 動揺だよっ!! いや、どうでもいいよっ!! 雪「?」 可愛いっ ってニヤけられないよっ!? 呼び出しちゃったんだよ! もう何かしら用事があって呼び出した段階だよぉっ! 早く、なにか話せ、話さねばっ 樹「あ、ゆ、雪ちゃん」 あー、言うか、もう言おう、ダメだろうけど言おう、あたって砕けろ、言おう、言う、雪ちゃん好きだ、付き合ってください、 樹「実は、そのっ」 雪「は、はい」 緊張が伝わってしまってるっ! いけ、もう行けぇ!! 樹「えと、雪です!好きだってくつださい!!」 雪「…へ?」 もう、逃げよう ダッシュだ。
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