白紙にひとつ

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翼「だっせー!!」 空夏翼。クラスメイト。 一番仲がいい。 さっきの経緯を話したら、爆笑された いや、気は楽になるからいいけど…。 しかし、そうなったのも、この翼のせい。 樹「お前が本当に呼び出してくるなんて思わなかったんだよ!」 翼「なんだなんだ、今なら言えるぜっ!なんて言ったから呼び出してやったんだろうが」 樹「そこはノリだろ、ノリ!本当に告白する事になろうとは思わないよ!心の準備もあったもんじゃないよ!」 翼「いいじゃないか、告白っぽい事は出来たんだろうが」 樹「出来てないよ!なんだよ。なんなら、謎な自己紹介して、靴がダサいですよ!って言っちゃったようなもんだよ!」 翼「雪です!好きだ、って靴ダサい!」 樹「やめ、やめ、やめっ」 翼「どんまいどんまい」 友達怖い、友達怖い。 翼「で、そういえば結果は?」 そう言ったのはあくまで経緯まで… 樹「……」 翼「なんだ?」 樹「逃げて来ちゃった☆」
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