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貴方と過ごしたこの部屋は
今でも変わらずに残っている
貴方の香りも温もりも
あの頃と変わらずに
冷たくてもいい
私はそこへ還るの
貴方がいるところへ
還るべき場所があるのなら
一人でも火を燈して
蘇るの
記憶は鮮明に
壊れるほど
核に触れるの
もう一度逢えると
貴方は口付け消えた
暗闇で叫ぶのは
涙の私
月も見えない
星も消えて
孤独に震える空
貴方を刻み付けた場所
私は離れられないの
体が朽ちても
心は…
抱きしめて
離さないで
約束したよね?
燃える月の夜に
何故?
貴方は見えない…
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