いきなり死亡!?

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神視点 そうだな、どう考えても私に問題は無い。 やはり、彼等に問題がある気がする。 だが、その問題とは何だ? 天使がおずおずと。 「神様、考え事をしてるなか申し訳ありませんが、新しい人が来ますよ?」 と告げた。 「そうか、連れて来なさい。」 5分後 ごく普通の格好をした、少年が目の前に現れた。 「あんたが神か?直々に会うって事は、あんたの凡ミスで俺は死んだのか?」 また、このパターンか。 神と言えども少々うんざりする。 「いや違うよ、それに例え凡ミスだとしても、わざわざ君ごときに謝罪はしないさ。」 極々当たり前の事を口にする。 「何だとー!」 叫びながら、殴り掛かろうとする少年A。 なんか犯罪者っぽいネーミングだな。 グシャ! 犯罪者っぽい少年は地面に倒れ伏す。 「何…が…」 「何が、ってそりゃ神だからね?君ごとき、いや人間ごときが何か出来ると思った?出来る訳無いよね?神と人間の差と言ったらアレだよ?蟻と人間以上の差だよ。 君は蟻を踏み潰した時に一々、土下座でもするのかい? もしも、するなら、聖人以上に慈悲深いか、ただのキチガイだね。 まあ、何が言いたいかと言うと、蟻と大して変わらない、君ごときに謝罪する価値は無いって事だね。」
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