~†~prologue~†~

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「オーイ!!大丈夫かぁ!?」 我に返ると街の自警団の討伐隊の人達が駆けつけてきた 「久遠ー!」 父さんがおれを呼ぶ声が聞こえた 討伐隊の人達と一緒に来てくれた様だった 「久遠も‥みんなも怪我はないか?」 おれ達は頷くと黒曜が代表して説明した 「此処で雨宿りしてたら突然ドラゴンが現れたんです でも同じ様に現れた‥彼処で倒れているお姉さんに助けられたんです」 「なぁ‥父さん!」 「判ってるよ!!」 おれはお姉さんにお礼をしたくて家に連れて行きたいと頼もうとしたら分かってたみたいで、おれの頭をポンと撫でた後、お姉さんの所に居る自警団の所に行った 「ところでドラゴンを倒した魔法‥どうみても2つ、いや3つは使ってたよな!?」 「風と火と‥」 「‥土の重力魔法‥感じたわ‥」 黒曜が言うと水滸と樹李が言い当てた 「後、雷も凄かったな!!雷が刃みたいになってさ!!」 「あの雷…魔力を感じた気がするんだけど気のせいかな?」 「自然現象にしては不自然よね~!?」 龍琥が興奮気味に言ったが夕輝と楓が雷については疑問視していた 「さぁ、みんなひとまず家に行こう!落ち着いたら家に送ってあげるからな!」 -転移!- 父さんがおれ達に言うと転移で神武依邸に移動した その後『保護』の名目でお姉さんも家にやって来た でもあれから一週間経ったけどお姉さんは眠り続け…一向に目覚める気配は無かった .
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