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「母さん、おはよー!あのお姉さんは?」
「おはよう、久遠‥まだ意識は戻らないわ‥眼が覚めたら知らせるから、あなたは学校に行きなさい!遅刻するわよ!!」
「ゲッ!!?ホントだ!?じゃあ行ってきます!母さん」
本当はお姉さんの目が覚めるまで側に居たかったが仕方無く学校に行った
おれ達の街は魔法の研究をする街の為、子供は余りいなくて総勢18人だ
その為、学校も学年に関係なく1つの教室で個々に勉強している
魔法は上級生が下級生に教えたり先生を相手にして勉強してる
教室に入るとみんなは既に登校していた
「おはよー!みんな!」
「おはよう久遠。お姉さんの意識は戻ったかい?」
「まだ全然だよ!黒曜。何で意識が戻らないのか医者も首を傾げていたよ」
「そうか‥」
黒曜がおれに聞いてきたが進展が無いことを伝えた
「今日みんなでお姉さんのお見舞いに行かないか?もしかしたら眼が覚めてるかもしれないよ!」
水滸がみんなにお見舞いに行く提案をした
「賛成~!!夕輝チャンや樹李チャンも行くでしょ~?」
「そうね!行こうかしら!」
「‥うん‥」
楓の誘いに夕輝と樹李は返事した
「オレも行くからな!!」
「龍琥は言わなくても勝手に来るでしょう?」
龍琥が言うと夕輝は呆れながら言った
「まぁそうだな!久遠の家は全部知ってるからな!!」
「同意を求められてもなぁ‥」
おれは龍琥の言葉に苦笑いしてしまった
ガラッ!
「おはよう!!さぁみんな、席に着きなさい!」
担任の前嶋 凪(マエジマ ナギ)先生が教室に入ってきたので、おれ達は席に着いた
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