3話 消えた存在

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「「「少し寄っていかない?」」」 同じ事を言った 「ハハ マネすんなよ」 「え~今の同時だったよ~💦」 「いや、俺の方が 少し早いがな( ̄ー+ ̄)」 こんなやりとりだけど 少しだけ笑えた 公園はだいぶ変わっていた ボロボロのブランコ 砂がもうほとんどない砂場 すべり台に関しては 去年撤去された そんな公園に1人小さな女の子がブランコに 乗っていた なんでこんなところに 1人でいるのか気になってたら 美虎が話しかけに行った まあ子供好きだから ほうっておけなかったんだろう 「こんなところで何してるの?」 「…………」 「お母さんとお父さんは?」 「…………」 「えっと…うるさかったかな💦」 …なんか手こずってるみたいだ 「どうした?」 「無視されちゃってる💦」 「そりゃいきなり話しかけられたら警戒するだろ」 と、はなしていたら急に少女が 「三神浩志」 俺のナマエを呼んできた 「…なんで俺の名前を」 「あなたナマエを取り戻したいんでしょ?」 「!?」 少女は静かに言い放った
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