1話 あの日

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なに⁉ 俺の心が読めるのか⁉ コイツ ミレ○アム○イでも 持ってんのか? ともかく紹介しといた方が いいなコイツは 「織田孝弘」小学校からの腐れ縁だ 性格は悪くはないが何かとつけて ギャルゲーのシチュエーションか‼ というのが まあウザい 「おい 今バカにしたろ」 コイツの紹介はもう終わろう 「あ❗2人とも急がないとホントにヤバいよ~💦」 美虎に言われて 時計を見ると 確かにヤバい… 学校が始まるのが5分後 ここからダッシュで走れば ギリギリにつく時間帯だ 「急ぐぞ」「うん」「あいよ」 俺達はダッシュで学校まで向かった 「後はあの角を曲がれば…」 つく そういいたかったが 言葉がでなかった 曲がった先には トラックがいた もうぶつかる寸前だ 死にかかるとスローモーションになるって どっかで聞いたことあるけど あれってホントなんだな まだやりたいこといろいろあったのにな そんなことを思いつつ目を閉じた 気がづいたらトラックは消えていた おかしい さっきまでいたはずだ そういえば2人は無事だったのか? 思わず振り返ったらそこには俺と同じく 呆然と立ち尽くす2人がいた 「今トラックいたよな?」「う、うん」「…ああ」 2人とも動揺しているようだ 「それより怪我してないか? ーー ーー ⁉」 「どうしたの?ーー君 ⁉」「どうした ーー ⁉」 なんだ? 2人のナマエが声に出せない 2人も同じくナマエが言えないみたいだ 「やっぱり俺たちは事故ったんだ」 あの日俺たちはナマエを亡くした
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