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俺は家を調べていた
孝弘を玄関まで呼び戻して
写真のことを伝えた
「………」
俺も美虎もショックが
でかいがやっぱり当人が
一番つらいだろう
「たぶんどこいっても俺達の存在はポッカリ消えてそうだな」
孝弘が静かに言った一言は
とても真っ向から受け止めれない現実だった
それからは
行く宛もなくフラフラと
町を歩いていた
小さくて何も無い町だが
こんな町が意外と気に入っている
きっと2人もそう思ってると思う
そこでふと3人でよく遊んだ
公園に通りかかった
ここまで黙って歩いてきたが
同時に
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