始まりの街のアリス

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「…り…」 「あ……」 「…りす」 「あっ!!…やばっ!?」 「有栖川さん…少し起きましょうか♪」 微睡みの中、私の名前を呼ぶ声が聞こえた そこで私の意識は夢から現実へと引き戻された 先生「有栖川さん…ようやくお目覚めですか」 有栖川「………はい。」 私は少し気まずい感じで頷いた 先生「はぁ…私の授業そんなにつまらないのかしら?教師としてのプライドが傷つくわぁ。」 先生はおどけた感じで言う それを聞きクラスの男子の一人が 男子生徒「先生、質問があります」 先生「なぁにぃー?」 男子生徒「日向ちゃんにそんなもの(先生としてのプライド)なんてあるんですか?」 日向と呼ばれた先生「えぇ♪そんなもん教師になった三秒後に捨てたわ♪」 クラス中に笑い声が響き渡る
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