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「そういえば私の自己紹介が
まだだったな」
そういうと彼女はそこらにある
古錆びたソファに座った
「私の名は兎(ウサギ)だ
2年だがクラスは…」
「おい、待て」
「なんだ、人が話してるときに
喋るんじゃない」
「最初からツッコミたくなるわ、
なんだよ、兎って💧本名言えよ」
「言いたいが言えないんだ」
「なんでだよ」
「私には呪いがかかってるのだ」
…ん?呪い??は?
「信じがたい話だが、私は最近
呪いをかけられたのだ、
そして顔だけ兎になったんだ」
「は…話が見えないんだが💧」
「そして呪いをかけた者は
私にこう言ったのだ、
『オ前ノ呪イヲ解イテ
ホシケレバ佐倉高校ノ不良ヲ
全員倒スコトダ』と。」
「…………」
「おい、どうした?若干どこか
逝ってるぞ」
「モウ…ハナシガワカリマセン」
「とにかく私はこの学園の
不良を倒せばいい話だ、
お前は私に協力したらいい話だ」
「俺は別に構わないぞ、俺は不良
減るほうが嬉しいし」
「…!う、うむ……ありがとう」
「は?お前何デレてんだよ」
「デレてねぇよっ!!」
「わっ、ちょっモップで叩くなよ
地味に痛いんだぞ!?」
「うるさい!お前のせいだろ!?」
「えぇー!?」
果たして俺はこの兎と部活活動
することができるのか
物語はまだ始まったばかりだ…
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