冥王様と元・訪問者

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ロキ「ここをこうして、っと……」 ?「随分慣れた手つきっスね……」 ロキ「冥王として当たり前のことだ」 ?「いや、普通王様ならこういうのは使用人に任せるとかするもんなんじゃないっスか?」 そうやり取りをしながら、冥王ロキによって執事服へと着替えさせられていく元・訪問者 そして ロキ「……よし、できたぞ」 ロキが元・訪問者を執事服に着替えさせ終わる頃には、二人はもうすっかり打ち解けていた ロキ「……うん、なかなか似合ってるぞ?」 ?「そ、そうっスか?何か慣れなくて動きにくいんスけど……」 ロキ「着るのも動くのも慣れてもらわなくては困る。これからお前が日常的に着る服となるのだからな」 ?「……へ?こ、これを日常的に?」 ロキ「ああ、言っていなかったか?」 冥王ロキの琥珀色の瞳に悪戯っぽい光が浮かぶ ロキ「お前は今日から僕専用の執事だ」
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