1.始まり

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ボールを蹴っていると夢中になって時間を忘れることなんてザラにあった。 ピッチの上に立つといつもワクワクした。 特に集中力が研ぎ澄まされた時には、自分の頭の中に思い描いたことがそのままプレーに出た。 それはまるで少し先の未来を見ているようで大好きだった。 でもいつからだろう。 そのビジョンが見えなくなってしまったのは…
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