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「あ、来たようです」
「え・・・?誰が?」
「社長です。社長~!こっちです!」
と、中平梓は社長にわかるように手を振った。
すると、社長が女性を連れてやって来た。
「おぉ、中平さん。待たせて悪かったね」
と言うと、社長とその女性は私たちと向かい合わせになるように座った。
「風野さん・・・!」
私は目を疑った。
その社長は、私がモデルをやっていた頃のマネージャーである、風野さんだったのだ。
「やぁ玲子。久しぶりだね」
と、社長は私に会釈をした。
「風野さん・・・。いつから社長なんですか?」
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