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朝6時。
ピピピピ・・・と鳴る目覚まし時計を止めて、私はぼんやりと寝室の天井を眺めていた。
隣を見てみると、智司さんが私に抱き着いて、ぐっすりと眠っていた。
腰のあたりを智司さんにがっちりと抱き着かれていたので、私は起き上がるのに少し苦労した。
いつも私は、このダブルベッドで智司さんと一緒に寝ている。
寝るといっても、本当に眠るだけで、体の関係は一切なかった。
最後に智司さんと肌を合わせたのはいつだっただろうか・・・。
全く思いだせないから、きっとずっと前に違いない。
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