ソロモン72柱とは

2/2
前へ
/76ページ
次へ
悪魔達はそれぞれが 地獄における爵位(悪魔の階級)や 大規模な軍団を従える程の 強大な力を持っていた。 悪魔学 (キリスト教・ユダヤ教・ゾロアスター教・ イスラム教などの悪魔に関する 体系的な記述であり、学問名ではない) によると ソロモンは魔術を駆使して悪魔達使役し かのエルサレム神殿を建立したが 悪魔達の力を恐れて真鍮製の壺に封じ込め 「バビロンの穴」と呼ばれる 深い湖に沈めたという。 たが、後世のバビロニアの人々が この壺を発見してしまう。 彼らは財宝が入っている事を 期待して封印を解いてしまい 悪魔達は壺から逃げ出すと 各々かつていた地獄の領地へと 戻って行ったとされている。 なお、ソロモン72柱は ヨーロッパの悪魔学者によって 書かれた呪術書「グリモワール」のひとつ『レメゲトン』第一章の 『ソロモン王の小さな鍵』で紹介されてる この『レメゲトン』は ソロモン王の著書とされているが それはあくまで「架空の設定」にすぎず 実際は十七世紀の悪魔学者によって 書かれたものと考えられている。
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

312人が本棚に入れています
本棚に追加