プロローグ

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優奈のやつ、相当落ち込んでるな… 仕方ないな。 慰めてやるか… 「ま、まぁ…高校生になってから、身長が10センチUPしたなんて話よくあるから、諦めるなよ!」 そう言って、優しく優奈の頭をなでる。 我ながら、恥ずかしいことをしている。 「うん!ありがと」 「おう!!」 「ところで、何の話してたの?」 「それはだな…実は…」 その時 『ミナさんが来たぞ!』 誰かが、そういうとみんなが校門付近に集まりだした。 「あはは、ミナちゃん相変わらず人気だね」 「人気者も大変だな…」 ふと、隣を見ると大介がぶるぶると震えている。 「大介、大丈夫…」 「うおー!ミナちゃん最高!!!!」 そう言って、大介は集団の中に入り込んで行った。
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