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「私…あなたの事知らない」
「まぁ、そうやろな」
祥くん曰く、
『俺以外でお前の存在を把握してるやつはいない』
『俺の事知らないのは教室にいないからやろーが!』
だそうです。
もうちょい、教室にいたほうが良かったかな。
「痛い…」
「ごめんなさい…今、手当てしますね!救急セット持ってるんで」
と言って私は、どこからか救急セットを出した。
祥「そんなん何処にかくしてんねん…」
音「秘密ですー♪」
祥「……お前さ、血とか平気なん?」
音「平気ですよ~?♪」
祥「………この救急セットさ、自分に使ったことないやろ」
音「もちろん♪」
祥「趣味悪っ…」
音「失礼……」
祥「ハハッ、お前おもろいなぁ!」
音「そりゃどーも~」
祥「今日から俺ら友達やで」
音「はあ…?……はぁ!?」
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