第一章

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「私…あなたの事知らない」 「まぁ、そうやろな」 祥くん曰く、 『俺以外でお前の存在を把握してるやつはいない』 『俺の事知らないのは教室にいないからやろーが!』 だそうです。 もうちょい、教室にいたほうが良かったかな。 「痛い…」 「ごめんなさい…今、手当てしますね!救急セット持ってるんで」 と言って私は、どこからか救急セットを出した。 祥「そんなん何処にかくしてんねん…」 音「秘密ですー♪」 祥「……お前さ、血とか平気なん?」 音「平気ですよ~?♪」 祥「………この救急セットさ、自分に使ったことないやろ」 音「もちろん♪」 祥「趣味悪っ…」 音「失礼……」 祥「ハハッ、お前おもろいなぁ!」 音「そりゃどーも~」 祥「今日から俺ら友達やで」 音「はあ…?……はぁ!?」
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