兎少女

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寒々しい風が少女にのみ吹く 「……ねぇ知ってる?兎の雄はぜピーーーなんだよ」 少女の目には先程の半分くらいの身長にまで小さくなった 「ねぇ知ってる?日本に昔から居る白い兎の名前はジャパニーズホワイト何だよ」 少女の目には目の前に居たときの3分の1程になった主人公が映る 「ねぇ知ってる?兎の目が赤いのはジャパニーズホワイトだけなのかもしれないよ」 少女の目には目の前に居たときの4分の1程になった主人公が映る。 「ねぇ知ってる?ここで私を見捨てたらこの小説完結するんだよ」 「いや、それは駄目だよ」 元の大きさの彼が少女の目に映る。
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