兎少女

5/5
前へ
/11ページ
次へ
ズイッ 『とても大人しいです。拾ってください。』 「…うち、ペット禁止なんだよ」 『私、獣人種だからOK』 「人種以外はウチのアパートの法律上ペット扱いなんだよ」 『大丈夫、一生遊んで暮らせるほどの預金ある』 「買収しようとすんな!」 「それじゃ、早く行きましょう!旦那様の意見が変わる前に」 「メイドにした覚えはない!」 ピュッーー 「旦那様!早く私を連れてってくださぁい!」ブンブン! 「お前が走っていったんだらうが!」 「ねぇ知ってる?兎の足は速いんだよぉ!」 大声でそう言い長い耳を揺らす少女 彼はため息を吐きこう呟いた 「これが本当のバニーガールか」 …意味が違う。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加