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「…………神威にはある男の行動を監視していてもらいたい」
「監視?」
ふと疑問に思った。
「監視なら、俺よか優とかマインド系の奴の方がいいんじゃね?」
その疑問とは優は他人の思考を読んだり出来る「スフィア」なのだ。優以外にも他人の神経等に入り込む(マインド系)力もある
なによりめんどいし
「それが、少し訳があってね……」
と含みのある言い方で此方に数枚の紙を渡した
渡された紙には監視ターゲットの名前や能力について記されているものだった
(ここまでわかっててなんで優が動かない?いつもなら我先にと行動するのに)
――――何かある
直ぐにそんな予感がした
「厄介なことにそいつらは南地区の32倉庫を根城にしている。何より向こうには『アンチスフィア』がいるから私は動けないわけだ」
――アンチスフィアね
確か、スフィアの能力に対して何かしら妨害をしかけてくる能力だよな
「成る程な。んで、俺が呼ばれたわけか。」
まぁ理に叶ってるしな
能力使えなきゃそこらの女の子だしな
「アンチスフィアがいようと君には関係無いだろう。と言うわけでひきうけてくれるかな!?」
「いいとも~!!」
…………………………………………………………………………………………………………ハッ
「い、今のはき聞かなかったたことにしししししてくれ」
「…………いいだろう。ならば報酬は1/5はこの会社にたてまつれ」
「言語おかしくね?たてまつるってそんな使い方か?」
あれ??あってんのか??
わからんくなってきた
墓穴掘る前に行くか
「んじゃ行ってくる」
振り返りドアノブに手を掛けたとき
「頼むね……気をつけて…………」
はい、やる気MAXでした(笑)
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