見覚え、いや既視感

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僕、麻宮遥斗(あさみや はると)は有り得ない経験を1年前にした。 ある中古屋で買ったゲーム。 そのゲームは……普通じゃなかったのだ。 クリアした女の子が現実に現れるという素晴らしい夢のようなギャルゲー!! そのゲームで僕は色々なものを得た。かけがえの無いもの。形のない大切なもの。 そして可愛い女の子達。 みんながみんな可愛いくて、僕の血液が底を付くんじゃないかと思った程だ。 そして。 それから1年と少したった今日今この瞬間。 僕は目の前にあるゲームに見覚え、いや……既視感を覚えていた。
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