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あの日から
――教室――――――――――
私はあの事故から
もう1年にもなり
中学生になっていた
凜「ふぁ――」
唯「りっちゃん
はしたないよ、その格好」
私は教室の一番
うしろのはしっこの席で
足を広げ、うつ伏せでいた
凜「(だって暑いんだもん
良いよね唯は暑くなくて)」
凜は開いている窓に
腰かけていた
唯「わがまま言わないの
私だってなりたくて
死んだんじゃないもん」
私の親友の唯は死んでいた
凜「(ドジっ娘の唯に
かばってもらっても
嬉しくないもん!!)」
あの1年前の事故で
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