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――凜の部屋――――――――
私はベッドの横で
もたれながら
読みかけの漫画を
無表情で読んでいた
唯はベッドの上で
横になっていた
いつもこの重い空気を
終らすのは唯だった
唯「今日はゴメン」
凜「いいよ、別に
私も怒鳴ったりしてゴメン」
唯「・・・・・・・」
凜「・・・・・・・」
無言の数秒の間の中
口を開いたのは私だった
凜「・・・私・・明日からは
普通に皆に話かけるよ」
唯「えっ 本当!?」
凜「・・・うん」
唯の顔はとても
嬉しそうだった
私はこんなに
私思いの親友を持って
幸せだと思った
その親友が死んでいても
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