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運転手の男は申し訳無さそうに
「本当にごめん…
俺ね…
弟の写真を見てて梨華に一目惚れして…
どうしても梨華の側に居たかったんだ…」
「…写真?」
不思議に思った梨華はその男に聞いた。
「そう写真を見たんだ…
学祭の時の写真、皆は楽しそうに笑ってたけど
梨華だけ…
寂しそうな顔をしてたから…
何でか、俺がこの子を守らなきゃいけないって思ったんだ。
ごめんな…」
男の言葉が途切れたと同時に梨華が喋り出した
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