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小さな頃…
幼い自分に聞かないように…
と、自分に言い聞かせ
両親の口論は耳を塞いでいた。
だが…
聞いてしまった…
聞きたくなかった言葉を…
父親は
「ホストに入れ込んでる
ただの色ボケ女!!」
母親は
「余所で女や子供作って
家庭を見捨てたのは貴方でしょ!!」
最終的に2人は
「「梨華さえいなければ
離婚してお互いに幸せになれたのに!!」」
涙なんか出なかった。
ただただ…
こんな人が親なのかと絶望しただけだった
親への絶望感を持ったまま
梨華は高等部へ進んだのだった。
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