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アルスとティキ。
二人と歩んだこれまでが思い出として鮮やかに蘇る。
やっぱり離れるのは寂しいけれど……僕は決めたんだ。
『世界よ。我が身を代償とし、次元の扉を開け。召喚せよ。総ての属性と無限の魔力を纏わせて、敵を打ち砕け!!』
僕の身体が白い粒子に分解されてゆく。
アルスとティキの泣き顔が視界に入る。
どうか笑って……
幸せに……
僕は君達のお陰で……
視界さえも白く染まる。
ああ……
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