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「フンフフンフフーン」
あまりの快適さに思わず鼻歌がついてでる。
厚さ二センチ足らずの板壁に四方から見下ろされた狭小空間。
我が尻の下には中央部の圧迫を免れることのできる贅沢極まる椅子。
そこには己からひりだされる全ての物を呑み込んで限りのない穴がある。
左手を伸ばせば、鼻をかみ放題、お尻を拭き放題の紙も申し分ない。
奇麗に掃除も行き届いていて臭気も気にならない。
断言しよう。
ここは最高の場所だ。
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