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2年生の終わりの頃、アユミのバンドが解散してしまった。
アユミはそのことで悩んでいて、クラスの友達と飲んでいるときに、俺に泣きながら相談してくれた。
他の子はやめてしまったが、アユミは部活に残りたい。でも、行き場がない。
というアユミに対して、俺は当たり前のように、『じゃあ、俺と一緒にやればいいじゃん』と言った。
アユミはとても嬉しそうに、『いいの?ありがとう!めっちゃうれしい』と言った。
それから、俺がアコギを弾いて、アユミはボーカルという新バンドが結成したのである。
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