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-泣いて- 君は…
-笑って- 君は…
誓った永遠と僕だけを残して
何も言わずに静寂の中消えた
まるで最初から
存在しなかったかのように
全ての記憶が
白昼夢であったかのように
―--・--―--・--―--・--―--・--―
君の名前を呼んで目が覚めた日
止まらない涙を拭いもせずいた
一緒にいた頃は 君の夢なんて
見たことなんて一度もなかった
なのに 君がいなくなった今更
こんなにも僕の胸をえぐるんだ
もう、泣き顔はおろか笑顔すら
おぼろで君の姿が薄れ消えてく
優しくて淡い恋の思い出も全て
今は苦しくて切ない傷になって
あの時あぁしてれば、なんて
考えてもキリがないのは承知
それでもまだ後悔だけが
激しく僕を揺さぶり続ける
涙が何故か止まらないよ
君をまだ好きと言いたげに
無機質にただ流れ落ちていく
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