*壬生浪士組*

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話せないのは不便だがいた仕方のない 時間が経てばいつものように治るだろう (……とりあえず) 私は布団から出て服を整える すると ―ガラッ !? 山「―ああ!!目が覚めたんですね!!」 突然障子が開き、山崎が入ってきた 山「身体は大丈夫ですか?」 声が出ないのでコクンと頷く 山「そうですか よかった~。あなたは3日間も意識を失ったままだったんです もう起きないのかと、本当に心配でしたよ~」 !?!? 山崎の言葉に目を見張る (3日? 私は3日間もの間、意識を失っていたの!?) 今まで視覚や聴覚、嗅覚の働きが無くなることは何度かあった だが、それは何十体ものロボットを治したときだけ 今回は力を解放しただけで放出はしていない 声を失うことだけでも代償として大きいいのに… まさか3日の間も意識を失っているなんて (―――やっぱりリスクが高かったのか………) .
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